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「山の日」の意味や由来、日付の変遷を知ろう!

山の日の由来や2022年はいつなのかを解説! 国民の祝日になった経緯なども徹底解説 | Oggi.jp

国民の祝日の一つに「山の日」という祝日がある事をご存じですか? 「山の日」の日付は8月11日で、2016年(平成28年)1月1日施行の改正祝日法で新設された比較的新しい祝日です。

「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という意義が込められて制定された祝日でもあります。

「山の日」は祝日ですが、祝日法によって祝日の日付は変更されることがあります。 例えば、この「山の日」は、元号が令和に変わってから目まぐるしく日付が変わっています。 一体なぜこのような事が起きているのでしょうか。

目次

「山の日」の日付が変わる理由とは?

山の日の日付が変更される理由となったのは東京五輪開催によるものです。 開催年のはずであった2020年(令和2年)は、東京五輪閉会式の翌日である8月10日に変更されました。

その後、東京五輪の開催が延期となったものの、日付は変わる事なく8月10日に据え置きされたままでした。

延期となった2021年(令和3年)は当初8月9日を予定していました。 ところが、同日は長崎に原爆が投下された日でもあります。

その日を祝日にするのは好ましくないという意見が挙がり、閉会式当日の8月8日に変更されました。 「山の日」は東京五輪の開催や長崎原爆忌と重なることを避けるために変更された祝日なのです。

ちなみに「山の日」は、制定する時も議論が多かった祝日でもあります。 当初、6月中や「海の日」の翌日、お盆の前等の意見がありました。 中でもお盆休みを連続させやすいという理由から、8月12日が有力視されていました。

しかし、同日は1985年(昭和60年)の日本航空123便墜落事故と重なる日でした。 さらに墜落場所が御巣鷹山であった為、「山の日」には相応しくないと反対意見が挙がりました。その結果、現在の8月11日に決定したのです。

様々なイベントめじろ押し!中にはユニークなイベントも!

制定時や制定前には議論の多かった「山の日」ですが、制定後には山に関する様々なイベントが開催されています。

北海道札幌市大倉山では展望台リフトが通常営業時は18時までのところ21時まで営業時間を延長し、札幌の夜景を楽しむことができます。

長野県松本市では、松本城の天守閣や櫓がライトアップされ、山の日にちなんで「山の日ライトアップ」として開催されます。

また、東京都八王子市では、八王子城跡公園で「山の日八王子城祭り」が開催されます。 八王子城は関東最大級の山城であり、歴史や文化を学ぶことができます。

さらに、全国各地の山岳協会や登山団体では、「山の日登山」や「山の日ウォーキング」などのイベントが開催されます。 初心者から上級者まで参加できるコースが用意されており、山の自然や景色を楽しむことができます。

「山の日」は、山に関する様々なイベントに参加して、山の魅力に触れる絶好の機会です。 是非、この機会に山に親しんでみてはいかがでしょうか?

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