
赤ちゃんにおやつは必要なのか?そしていつからどんなおやつを食べ始めたらいいのかといった点をご紹介していきます。
赤ちゃんにおやつは必要?
おやつを食べさせるのは、1日3食の離乳食を食べれるようになった頃が理想的です。
赤ちゃんのおやつは、食事で足りない栄養を補うための「栄養補助食」としてあげましょう。
1日3食の離乳食を食べれるようになるのは平均9~11ヶ月目です。
しかし、赤ちゃん用のおやつは6ヶ月から食べれるような物も売っています。
1日3食の離乳食を食べれるようになる前におやつをあげる場合は、少量にしておき特別な時だけにしましょう。
そして、赤ちゃん用のおやつは、指先でつまんだり、口で溶かしたり歯茎で潰すなどの食べる練習にもなります。
更に、食べる事の楽しさを知る事も大事なおやつの役目です。
赤ちゃんのおやつの量
赤ちゃんのおやつは、しっかり量と時間帯を決めておきましょう。
1日3回の食事に慣れた頃から、1日に1~2回程度にしておきましょう。
1歳~2歳のおやつの量は、100~150キロカロリーが1日の目安となります。
そして食事に影響が出ないような時間帯や量を心がけます。
おやつの選び方
おやつには対象月齢が書かれているので、お子様の月齢に合ったものを選びましょう。
赤ちゃんのおやつには、入っている栄養素が記載されているものが多いです。
例えば、鉄分やカルシウム配合などの記載があり、おやつで摂っておきたい栄養素を選ぶ事ができるので、しっかりと選別しましょう。
赤ちゃんの初めてのおやつ
・ハイハイン(亀田製菓)
対象年齢は7ヶ月から与える事ができるおやつになります。
初めてのおやつとして人気な理由は、歯が生えていなくても口の中で溶けて、消化吸収しやすいという点です。
アレルギー特定原材料28品目不使用、香料・着色料・保存料不使用なので安心できるおやつと言えるでしょう。
更にカルシウム配合で国産米粉100%なので、赤ちゃんには嬉しい栄養素が入っているおせんべいです。
・野菜ハイハイン
野菜ハイハインには、かぼちゃ・ほうれん草・にんじん・トマト等国産野菜100%の4種類の緑黄色野菜が入っています。
赤ちゃんは鉄分が不足しがちですが、野菜ハイハインには鉄分が配合されているので、食事で鉄分をあまり与えられていないと感じる場合は、野菜ハイハインを選ぶと良いでしょう。
・たまごボーロ(和光堂)
赤ちゃんのおやつには定番と知られているたまごボーロのお菓子です。
こちらも対象年齢7ヶ月からのおやつで、ボーロを掴む練習や、歯茎で潰す練習にもなります。
香料・着色料・保存料不使用で塩分に配慮され甘さ控えめに作られています。
そしてカルシウム入りのおやつになります。
・アンパンマン幼児用ビスケット(不二家)
対象年齢7ヶ月からのおやつです。
牛乳で練り上げたビスケットで、国産小麦100%使用しており原材料に卵不使用が特徴のおやつになります。
そしてこちらのおやつにはカルシウム・ビタミンB・ビタミンDの栄養素が配合されている嬉しいおやつです。
・元気アップカルシウム お野菜せんべい(ピジョン)
対象年齢6カ月からのおやつです。
子供の発育に必要なカルシウムが2枚あたり30mg含まれています。
国産米を使用し、ほうれん草とにんじんの粉末で練りこんで焼き上げています。
こちらも香料・着食料・保存料は使用していません。
おやつを与える際の注意点
赤ちゃん用のおやつによる窒息事故も少なくありません。
おやつの袋にも書いてありますが、おやつを与えている時は目を離さずに子供の様子を見ながらあげるようにしましょう。
上手に溶かせない赤ちゃんには、麦茶などで浸してからあげる事をおすすめします。
スナック菓子はいつから?
赤ちゃん用のおやつではなく、対象年齢が書いていないようなスナック菓子は、いつから与えてよいのでしょうか。
スナック菓子を与え始めるのは、1歳から2歳にかけて多い事が調査によってわかっています。
しかし、スナック菓子やチョコレートには油分、塩分が多く入っており、添加物が入っている物も多いです。
そういったおやつを与えるのは3歳以降が好ましいと思われます。
更にチョコレートには糖分が多く、歯に詰まりやすいので虫歯になりやすくなってしまいます。
そして、アイスクリームは食べやすいため与えがちですが、アイスクリームにも糖分が多いので3歳以前に与えるのであれば、添加物の少ない物を選んであげましょう。
市販のおやつには、添加物が多く入っている物が多いので気になる方は、赤ちゃん用のおやつや、フルーツを与えるようにしましょう。
赤ちゃん用の簡単な手作りおやつ
・焼き芋
・果物をヨーグルトに混ぜてあげる
・豆腐ホットケーキ
・お米せんべい
・きな粉のおにぎり
・きな粉のマカロニ
・バナナとオートミールのおやき
・りんごのコンポート
・粉ミルクのプリン
など、簡単に作れるのに栄養が取れるおやつを紹介しました。
こういった手作りの体に良いおやつ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。