グリーンダカラちゃんで人気の飲料『グリーンダカラ』が「体に悪い!」と口コミがあったので、成分や飲み過ぎたときの副作用を調べました。
スポーツドリンク代わりにもなるグリーンダカラは麦茶も出ています。麦茶は体に良い気がするけど、実際のところどうなのでしょうか?
熱中症対策にも有効なグリーンダカラの体に悪いと言われる理由を解説します。
グリーンダカラは体に悪い?
グリーンダカラが体に悪いと言われるのは、飲み過ぎた場合です。熱中症対策にもなるスポーツドリンクにも位置付けられているグリーンダカラも、ジュースの一種になります。
グリーンダカラはカロリーがあるのはもちろん、糖質が含まれているため「体に良い飲み物だ!」とは言えません。
しかし、グリーンダカラは人工甘味料が使われていないため、選ぶならグリーンダカラがいいのは間違いありません。
ただし、赤ちゃんや小さな子供は特に内臓が未発達のため、成分を分解する力が弱いです。そのため、熱中症対策で飲ませる場合も、量には気を付ける必要があります。
お茶のようにガバガバ飲むというよりは、汗をかいたときの水分と塩分補給として取り入れるという認識を持ちましょう。
グリーンダカラの成分は?
グリーンダカラの成分を見ていきましょう。
【栄養成分表示(100ml当たり)】
エネルギー・・・18kcal
タンパク質、脂質・・・0g
炭水化物・・・4.4g
食塩相当量・・・0.10g
カリウム・・・1~10mg
カルシウム・・・0.1~1.0mg
マグネシウム・・・0.1~1.0mg
アミノ酸・・・1~10mg
クエン酸・・・2~45mg
【原材料名】
果汁(ぶどう、レモン)、糖類(果糖、砂糖)、食塩、レモンエキス、シークワーサーエキス、うんちゅうみかんエキス、ゆずピール、ドライトマトエキス、香料、乳酸、酸化防止剤(ビタミン C )
(参考:サントリー公式ページより)
グリーンダカラの成分【1】カロリーはたった18kcal
グリーンダカラは100ml当たりのカロリーがたったの18kcalとなっており、アクエリアス(19kcal/100ml)やポカリスエット(25kcal/100ml)よりもカロリーが低いです。
グリーンダカラは600mlなので、まるまる1本飲むと108kcalになります。他のスポーツドリンクと比べるとカロリーが低いため、グリーンダカラはダイエット中の方も飲みやすいドリンクと言えます。
詳しい成分はそれぞれ異なりますが、カロリーが気になる人はグリーンダカラを選ぶのもいいですね。
ただし、むくみの原因となる塩分も含まれているため、1本すべてを飲む干すのではなく、適量を飲むようにしましょう。
グリーンダカラの成分【2】アミノ酸・カリウム・クエン酸配合
グリーンダカラには、タンパク質や脂質は含まれていませんが、炭水化物が4.4g含まれています。
通常、炭水化物は食物繊維と糖質に分かれますが、食物繊維が含まれる場合は別途記載があることが多いです。そのため、グリーンダカラに含まれる炭水化物4.4gはすべて糖質と思われます。
そして、グリーンダカラがスポーツドリンクに位置づけされる理由が、アミノ酸やクエン酸が配合されていることです。
アミノ酸は人間の体を作るためのタンパク質を構成している成分で、人間にとってなくてはならない存在です。
20種類のアミノ酸により、人間の体が作られているのです。
また、クエン酸は疲労回復や殺菌作用があるなど、体を維持するために必要な成分となっています。
グリーンダカラは人間の体を作るのに必要なアミノ酸やクエン酸が取れることから、スポーツドリンクの位置付けで栄養補給を担っているのです。
さらに、グリーンダカラにはカリウムも含まれています。
カリウムは、体の水分を保つのに必要な成分です。カリウムが不足すると、嘔吐や下痢などの胃腸炎のような症状が出てくる他、脱力感や筋力低下につながると言われています。
体のむくみを取るのに良いとして、ダイエットする方は積極的に取り入れることもありますね。
しかし、カリウムは摂りすぎるのもよくない成分で、特に腎臓の機能が良くない人は、重篤な場合心停止もあり得るので過剰摂取にならないよう注意しましょう。
グリーンダカラやさしい麦茶の成分
グリーンダカラの定番となっている『やさしい麦茶』の成分を見ていきましょう
【栄養成分表示(100ml当たり)】
エネルギー・タンパク質・脂質・炭水化物・・・0
食塩相当量・・・0.001~0.016g
カリウム・・・1~10mg
カルシウム・・・0~1.0mg
マグネシウム・・・0~1.0mg
アミノ酸・・・2~20mg
カフェイン・・・0mg
【原材料名】
大麦(カナダ、ポーランド、日本、その他)、炒り米、はと麦、海藻エキス
(参考:サントリー公式ページより)
グリーンダカラやさしい麦茶の成分【1】カロリーはゼロ
グリーンダカラやさしい麦茶は他のお茶製品と同じように、カロリーや炭水化物、カフェインは0です。
麦茶はグリーンダカラとは違い、カロリーを気にせずグビグビ飲みやすいドリンクになっています。
「やさしい」と書いてある通り、アレルギー特定原材料28品目不使用なので、赤ちゃんの水分補給など小さな子供でも安心です。
グリーンダカラやさしい麦茶の成分【2】アミノ酸・カリウム入り
グリーンダカラにアミノ酸が含まれている理由は、原材料にはと麦が使われているからだと思われます。はと麦は良質なタンパク質がたっぷり含まれていると言われています。
麦茶を飲みながらアミノ酸を補給できるのは嬉しいですね。通常のグリーンダカラと比較しても、アミノ酸がたっぷり入っているのがわかります。
グリーンダカラの効果
グリーンダカラを飲むと、どんな効果があるのでしょうか?グリーンダカラの効果について探っていきます。
詳しく解説するので、ご覧ください。
グリーンダカラの効果【1】熱中症対策になる
グリーンダカラには塩分やカリウムが含まれ、熱中症対策に抜群のスポーツドリンクです。
熱中症の原因は暑さのせいで体の水分や塩分が減り、体調不良を引き起こします。そんな弱った体に、水分や塩分を補給してくれるグリーンダカラは熱中症予防にも効果的です。
環境省が発表した「熱中症環境保健マニュアル」に沿った塩分が含まれているので、暑い時間に遊んだり動いたりで汗をかくときは、グリーンダカラを持っていくと安心ですね。
グリーンダカラの効果【2】水分補給をしながら疲労回復
グリーンダカラには、疲労回復効果のあるクエン酸も豊富に含まれています。スポーツや遊んだあとなど体を使ったら、グリーンダカラで疲労回復を促すのもいいですね。
タンパク質の元となるアミノ酸も含まれているので、スポーツ後に飲むと体中に水分と栄養が行き渡る気がします。
グリーンダカラを飲み過ぎたら副作用はある?
グリーンダカラはスポーツドリンクや熱中症対策、水分補給にピッタリの飲み物ですが、ジュースの一種とも言えるため飲み過ぎには注意が必要です。
では、グリーンダカラを飲み過ぎたらどんな副作用があるのでしょうか?順に解説します。
グリーンダカラ飲み過ぎの副作用【1】太る!糖尿病のリスク増
グリーンダカラにはカロリーや糖質が含まれています。そのため飲んだら飲んだ分だけ体に蓄積されることになります。
グリーンダカラを1本飲むと、108kcal。ポテトチップス10枚と同じくらいのカロリーです。
汗をかいたなど失った水分や塩分補給にはぴったりですが、過剰に摂取することで太ってしまったり糖尿病になるリスクが上がったりすることもあります。
「どれだけ飲んでも体に良い!」というものではないため、適度に飲むのが無難です。
グリーンダカラ飲み過ぎの副作用【2】虫歯になる
グリーンダカラは人工甘味料を使っていませんが、甘く感じるために果糖や砂糖が含まれています。そのため、グリーンダカラを飲み過ぎると虫歯になる確率も高くなってしまいます。
当たり前のことですが、グリーンダカラを飲んだ後は歯磨きを忘れずしましょう。
特に子供は甘いジュースをたくさん飲んでしまいがちです。親子さんが飲み過ぎていないかチェックし、歯磨きさせてあげましょう。
グリーンダカラ飲み過ぎの副作用【3】心筋梗塞や脳卒中に注意
アメリカの大学では、毎日糖質の多い飲み物を飲む人は心筋梗塞や脳卒中になるリスクが上がると言われています。
グリーンダカラを毎日飲むのはおすすめしませんが、飲むなら1日100~200ml程度など水分や塩分の補給として考えておくほうがいいですね。
動いてや汗をかいた時はもちろん、熱が出たなどで水分や食べ物が食べれない時などの補給に使いましょう。
グリーンダカラをうまく活用しよう!
グリーンダカラは体に悪いというわけではありませんが、多く摂取することで効果が上がるというものでもありません。
カロリーを抑えながらカリウムが塩分を補給できるため熱中症対策には有効ですが、飲み過ぎには注意です。
また、グリーンダカラは飲み過ぎると太るや糖尿病、虫歯のリスクも上がります。やはりジュースと同じように果糖や砂糖が含まれているため、ダイエット時の水分にも不向きです。
たくさん動いて汗をかいた、熱が出てあまり水分が取れないなど、状況に応じて適度に飲んで行きましょう。
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